先日、「10年以上使用していない空き家のお家を、住めるようにしてほしい」というご依頼をいただき、作業を行いました。今回の現場は、どこか懐かしさを感じる昔の木造住宅。 長年、人が出入りしていなかったため、畳の上や梁の上には埃が山のように積もっている状態でした。
2階の一番奥の部屋から作業をスタート。 まずは 天井の梁 → 壁 → 窓、サッシ → 床 の順番で、丁寧にホコリを落としていきます。 長年積もったホコリは一度では取り除くことができない為、落とした後に 水拭きを2度、3度と繰り返して、ようやく本来の姿が見えてきました。 同じ動作の繰り返しとはいえ、これがなかなかの重労働。 ですが、一つひとつの部屋が少しずつ明るさを取り戻していく様子が、この家が息が吹き返すかのように生き返った不思議な感覚に包まれながら作業を進めていきました。
2階が終わったあとは、1階も同じ流れで徹底的にクリーニング。 その後は水回りの清掃へ。 五徳の汚れで真っ黒になっていた換気扇も、科学の力で簡単に洗浄、見違えるほどスッキリ、キレイに洗い落とすことができました。
作業中は清掃だけでなく、傷んでいる箇所や今後必要になりそうなメンテナンスも確認しながら進行。 ただキレイにするだけでなく、安心して住める状態へ整える事を大切にしています。 依頼者さまからも「同じ場所とは思えないほど綺麗です!!」と嬉しいお言葉をいただき、やってよかったと実感しました。
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after




